嵐の大野智が主演を務める実写版映画の「忍びの国」はもう見ましたか?
本記事では、忍びの国漫画のラスト結末のネタバレと、最後に無門が迎えに行った子供は無門にとってどのような意味を持つのか?
について紹介していきたいと思います。
忍びの国は、小説に漫画、映画と大人気作品ですし、漫画のラスト結末のネタバレが映画や小説とはどう違うのか気になる方も多いのではないでしょうか?
最後に無門が子供を迎えに行った意味は何だったのか、疑問視する声も多かったので紹介していますね(^_^)
忍びの国漫画のラスト結末ネタバレ
漫画忍びの国のラスト結末は、織田の軍勢が伊賀の国に攻めてくるという戦の直前のお話です。
織田の軍勢が攻めて来ると分かった忍び達は、ほとんどが裏切って伊賀の国を出ていこうとしていました。
なぜなら、伊賀の忍び達はお金で雇われて戦に出るのがあたりまえで、伊賀の国には領主がいないので報酬も出ない戦に出るのは馬鹿げているとして逃げ出そうとしていたのです。
逃げだそうとしている無門達に対してお国は、「逃げるな」と言い放ちました。
侍なら、自分の領土やプライドを守るために戦いたいとなるのでしょうが、忍びとなると話は別なんでしょうね(笑)
正直自分が侍なら、お金を貰ったとしても死にたくないので、穴を掘って隠れるか強い相手なら寝返るでしょうね(^_^)
私は何と言われても良いので、戦いには参加しません(笑)
ですが、自分の大切な人は置いていけないので、お国をおいて逃げようとする無門は男じゃないです(笑)
その後、無門がお国を説得し逃げていたのですが、お国に弱い無門は伊賀に戻ると決めました。
ですが伊賀に戻ったとて半数以上の忍びも逃げようとしてるので、戦力的にかなり不利だという事で北畠家の家宝「小茄子」を売り、そのお金を忍び達の報酬にすると宣言しました!
これは頭が良いですね(^_^)
報酬があると分かった忍び達は伊賀の国へ戻り、戦に参戦します。
伊賀の忍び達が戻った事で、形勢は逆転し見事勝利を掴みました!
伊賀の忍び達の強さは、半端じゃない事が分かりますね(笑)
もはや、自分達の国を築いた方が効率よく稼げると思いませんか?
戦にも勝利し、一件落着かと思われましたが、無門は戦の原因が伊賀の当主にあると知り怒りが頂点に達します。
これに怯えた伊賀当主の百地は、無門を倒した者には一生分の年貢をあげると言います。
忍び達は一生分の報酬が貰えると聞いて、一斉に無門に襲い掛かりました。
絶体絶命の無門でしたがお国が「小茄子」を持って登場し、小茄子を壊すぞと忍び達を脅し始めます。
しかし、人の心がない忍び達はお国を殺せば「小茄子」が手に入ると考え、お国に向かって一斉に毒矢を放ちました!
もちろん毒矢を大量に受けたお国は、その場に倒れこみます(>_<)
そんな大量に放たなくても良いでしょうに、痛いし毒で苦しいし毒やって最悪の武器ですよね。
駆け寄ってきた無門に対してお国は、「無門の名前」を聞かせてほしいと言います。
「名前がないんだ」という無門に、「かわいそう」という一言を残しお国は亡くなってしまいました。
無門は「小茄子」を打ち壊し、お国を連れて伊賀の国を出ていきます。
この時点で無門は、伊賀の国の人達には理解することのできない「人ならぬ感情」が芽生えていたことがわかります。
お国のおかげで、人らしくなれたという事ですよね(泣)
伊賀の国の人間は、人の死に対して全く何とも思わない連中なので、ここのシーンはとても嬉しかったですね!
その後、無門は伊賀の国を離れ、鍛冶見習いの「鉄」を引き取り京都の町で平凡に暮らし始めます。
物語の最後は文吾と京都の町ですれ違い、とてつもない速度の素早い太刀の打ち合いをして終わります。
私は無門が殺されると思っていたので、お国が亡くなった際は驚きました。
読者の方も、同じようにびっくりしている人が多かったみたいです。
個人的には、お国と仲良く暮らすハッピーエンドで終わって欲しかったのですが、お国が亡くなった事で無門が人の心を取り戻せたので、悪くはなかったと思いますね(^_^)
忍びの国の漫画は何巻で終わったの?
結論、忍びの国の漫画は4巻目で物語は終了しています!
ですが、漫画は5巻まで出版されており、1~4巻が物語で、5巻がアンソロジー編という物語では書かれなかったアナザーストーリーを書いている作品となっています。
「忍びの国」は、もともと歴史小説作家である和田竜による「天正伊賀の乱」を題材にした作品で、2005年に忍びモノの脚本を書いてほしいと頼まれて、執筆したシナリオを基にして書かれた物でもあります。
2009年には坂ノ陸の作画によってコミカライズされ、「ゲッサン」にて連載され始めました!
2017年には、実写化されるなど大人気作品として愛されています!
漫画の本数がかなり少ないことには驚きました。
人気作品がゆえに30巻以上あると思ってましたが、4巻でこの人気ですから凄いですよね!
忍びの国の原作は小説なので、機会があれば読んでみようと思います(^_^)
忍びの国最後の子供の意味は?
映画版にだけ登場する最後の子供ですが、無門と亡くなったお国を繫ぐ希望のような意味を持っていると思います。
物語の最後に、無門が子供を迎えに戻るシーンがありましたね!
このシーンには視聴者からも、人間の心を無くしていた無門がなぜ子供を迎えにいったの?
このような声を多く見つけました。
その子供は、「ネズミ」と呼ばれていて織田軍が伊賀に攻めて来る時、逃げ出そうとしていたお国がネズミを発見しました。
その時無門は、「赤子の頃に他国に攫われたので親はおらんでしょう」と無関心そうに話すシーンがありました。
その後お国が面倒を見始め、ネズミを我が子のように愛情をもって育てました。
お国が毒殺されてネズミの面倒を誰が見るのだろうと思っていましたが、子供の頃に同じような境遇で育ち、いつの間にか人の心を忘れていた無門がお国の意志を継いで迎えに行くという流れでした。
我が子のように子供を愛していたお国の意志を継いで、無門が人間の心を取り戻したという訳です!
無門にとっては、最愛のお国との子供のような感覚であり、希望の象徴ではないのでしょうか(^_^)
このシーンは、かなり感動するシーンでもありエンディングにはもってこいのシナリオだったと思います。
忍者はスパイなので情を持っていては務まりませんし、冷酷な人間だからこそできる仕事だと思います。
私は、よく周りの人から「人間味があるね」って言われるので、忍者にはなれませんね(笑)
まとめ
皆さん、いかがだったでしょうか?
本記事では、忍びの国漫画のラスト結末のネタバレと、最後に無門が迎えに行った子供は無門にとってどのような意味を持つのか?
について紹介していきました(^_^)
忍びの国漫画の、予想外のラスト結末に驚かれた方も多かったのではないでしょうか?
最後に出てきた、子供のおかげで無門が人の心を取り戻せた瞬間にはグッとくるものがありましたね!
これには、天国のお国も安心したと思います(>_<)
自分もネタバレ記事を書く上で漫画を読んでみましたが、絵がめちゃくちゃ上手くて戦闘シーンの作画がめっちゃかっこいいなと感じました。
まだ小説は見たことがないので、これをきっかけに見てみようと思いました!
皆さんも、忍びの国をチェックしてみてくださいね(^_^)
コメント